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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.003   2017.07.16

■3:東京ホープチャペル  我妻 茂樹

 

信仰との出会いは人それぞれですが、私の場合は非常に強制的なもので、一言でいうと「無理やり」でした。当時、私は所属していた会社の社長との関係が非常に悪化していて、毎日無気力でいい加減な日々を送るようになっていました。そこに、新しい上司が入社して来られ、しばらくして私を呼んで言いました。「君は腐りきっている!! 君は教会に行かなければ救われない!!」耳を引っ張られる様にして連れて行かれたのが、当時、月に2回開拓伝道で四国から東京に来られていた万代恒雄牧師の伝道集会でした。これが一度目の「無理やり」です。
今までの牧師のイメージとは全く違う立ち振る舞いと、心を鷲づかみにして目覚めさせる様な説教に魅了され、いつの間にか決心の招きに応えていました。 洗礼式の日程も、「気が変わらないうちに」と周りが勝手に決めて、四国行きの飛行機に乗せられたという感じでした。これが二度目の「無理やり」です。
このような信仰との出会いでしたが、神様の恵みは素晴らしく、それからの人生は言うまでもなく変えられました。今振り返って思うと、私にはこのようなきっかけでないと、信仰を持つ事が出来なかったのかも知れません。神様のご計画は、人の想いとは異なるものですが、一人一人にふさわしく時にはユーモアさえも備えています。救われてから多くの恵みをいただきましたが、まず、教会に行くきっかけともなったその会社を辞める事ができ、新たに素晴らしい仕事に恵まれました。また、母が救われたことは本当に感謝でした。弟も洗礼はまだですが教会に通っています。なんといっても、教会のチラシをポスティングしていたおかげで、それを見て教会に来た素晴らしい女性と出会い結婚に至ったのは、私にとって最も大きな恵みと言えます。
「主の大能の力によって、強くなりなさい」(エペソ6:10)
この御言葉は1993年10月31日に松山福音センターで洗礼を受けた時に、万代恒雄牧師からいただいたものです。常々弱さを自覚する私にとって、今までもこれからも、私を支えて下さる特別な御言葉です。これからも、祈りを絶やさず、神様の示しに逆らわず、想像を遥かに超えた祝福をいただきたいと思っています。
(我妻 茂樹)

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