閉じる

◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.012   2017.09.17

■12:韓国プンソンハン教会、ナムジェスク

 

母やおばあさんのお祈りのおかげで、クリスチャンの家庭で生まれた私は、高校の時まで日曜日になると義務感で教会に行くようなクリスチャンでした。大学に入ってからは教会から遠のいていき、世の中の楽しみに夢中になり、ノンクリスチャンの人と結婚をしました。教会を離れたものの、心の中では礼拝を求めていて、時間がある時には近くの教会に行くようにしていました。
そんな中、神様のご計画によって私は、今のプンソンハン教会に導かれました。
今までの空白が嘘のように、神様は再び私に礼拝やお祈りの恵みを教えてくださいました。そのような恵みをもっと深く知りたいと思い、教会での養育や訓練にも熱心に参加しました。その過程を通して未熟で「ぬるい」信仰を持っていた私は、本当の意味のクリスチャンの喜びを体験し、今はセルリーダーとして務めを果たしています。
セルのメンバーだったキョンジン姉妹の日本留学が決まった時、正直、寂しい気持ちもありましたが、姉妹の道が開かれるようにセルのみんなで祈っていたので、神様のご計画を信じ、祝福して見送りました。
今回、私にはじめて日本に行く機会が与えられました。聖霊様の導きの中、とても楽しく、恵み豊かな時間を過ごすことができました。特に、今回キョンジン姉妹がお世話になっているセルのみなさんとお会いするという話を聞いていたので、わくわくする気持ちと、神様がこの出会いを通して現してくださる恵みに期待をしていました。
当日、セルのみなさんと顔を合わせた時、まるで親友に会ったかのような気持ちでした。食事やお土産などの温かいおもてなしは、申し訳ないほど、とても感動でした。主に会って私たちは家族であり、兄弟姉妹であるのだということを確信する時間でした。神様からいただいたビジョンを成し遂げる働き者同士として、もっともっといろんな話をしたかったのですが、言語の違いでもどかしい気持ちもありました。その夜、私はみなさんの顔を浮かばせながら、一人一人に手紙を書きました。拙い日本語ですが、どうしても聖書にある祝福の言葉で、みなさんのおもてなしに応えたかったからです。
日曜日、東京ホープチャペルでの礼拝は、賛美の時から感動でした。なにより、怪我をされた中でも力強くメッセージを語ってくださった西田先生の姿を通して、私自身も日々の生活の中で、どんな時も神様を見上げていこうというチャレンジと勇気をいただきました。最後、先生の祝祷の時には、涙が止まりませんでした。国や言葉が違っても、特に日本と韓国を取り巻く様々な課題や問題があっても、私たちは主にあってすべてを乗り越え、先生のメッセージの通り、「思いを一つにする」ことができるのだという、とても貴重な学びをしたような気がします。
心温かく迎えてくださった教会のみなさま、そして、貴重な時間を割いてくださり、別れる最後の最後まで笑顔で手を振ってくださったセルのみなさん、本当に心から感謝いたします。これからも、お互い祈っていきましょう。すべての感謝と栄光を神様におささげします。  

(韓国プンソンハン教会、ナムジェスク)

閉じる