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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.015   2017.10.15

■桜井 裕三

 

僕は元々、イエス・キリストを全く信じていませんでした。イエス様だけではありません。家族や友人、職場の同僚、自分以外の存在を心から信じたことはありませんでした。 そんなある日、妻である祥子に出会いました。祥子はクリスチャンで、このホープチャペルに通っていました。付き合い始めの頃、何で教会に行っている のか、本当に教会に行っているのか、という思いから教会への送り迎えをするようになりました。それは僕が教会とかかわりを持つきっかけとなりました。
始めの頃は教会に入ることもなく、挨拶をされても軽く返事をする程度で、とても悪い態度をとっていたと思います。そんなことがしばらく続きましたが、ある日、ふと心の中で「一度教会に入ってみようか」という思いが与えられました。すると、皆さんが優しく迎え入れてくれました。初めて賛美や牧師のメッセージを聞き、感動したのを覚えています。
その後、また賛美が聞きたい、自分でも歌ってみたい、もっと西田先生の話を聞いてみたいと思いました。それがホープチャペルに来るきっかけになりました。それから、毎週ではなかったのですが礼拝に出るようにしました。そして、今まで普通に暮らしてきたことの中に、多くの罪があるということに気づかされました。しばらくして、結婚をするための学びをしていた時に、僕は重大な罪を犯してしまいました。
西田先生から「この罪を悔い改め、もう一度生まれ変わるために、洗礼を受けなさい。」と言われ、2015年8月30日に洗礼を受けました。それは僕がクリスチャンになるきっかけでした。そして、クリスチャン夫婦として2015年9月17日に先生方や兄弟姉妹の祝福のなか、結婚式を挙げることができました。「愛は決して絶えることがありません」(Ⅰコリント13:8)、この御言葉が心に響きました。
洗礼を受けた頃にイエス様は三度、僕の前に現れてくださり、「光があるから…」と、ただそれだけを言ってくださいました。その言葉を心の支えとしていながらも自分の弱さに負け、僕はまた躓きました。その時、イエス様は再び私の前に現れてくださいました。今度は、「同じ罪を繰り返すのは、信仰が足りないからだ。」と言ってくださいました。確かにその通りだと思います。すべてを委ね、すべてを告白すること、そして、心から主に祈りを捧げることができていなかったのだと気づかされました。
これからは、いつも喜び、絶えず祈り、心からすべてのことに感謝をもって夫婦二人、主とともに歩んでいきたいと思います。

(桜井 裕三)

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