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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.057   2018.07.29

■宮 恵子

 

私は10年間ゴスペルを歌っています。3年くらい前からクワイアのメンバーとの関係に悩むようになり、そのことが東京ホープチャペルに行くようになるきっかけの一つでした。私のゴスペルの先生はアメリカ人の牧師さんですが、去年洗礼を受けたことを話した時はとても喜んでくださり、ゴスペルのコンサートで証をするように頼まれました。
実は去年も先生から証を頼まれましたが、クワイアのメンバーへの気持ちにわだかまりが残っていたし、洗礼を受けて間もなかったのでお断りしていました。
今年はクリスチャンとして歩んで行く事を「自分に宣言する」ことを含めて、大勢の人の前で証をしたいと思い、7月7日にあったゴスペルのコンサートで証をすることにしました。
  証をすることが決まってから、私は他のクワイアのメンバーが自分のをどう思うのかが当日まで気になっていました。リハーサルの時、私は突然神様に「私はこの証をきっかけに人から賞賛されたい気持ちや仲間外れにされることへの恐れを捨てます。どうかお守りください!」と祈り始めました。その祈りで私がこれまでずっと苦しんでいたことや、そのことで私の心に愛が育たなかったことに気がつきました。まさに、神様が気付きをくださったとしか思えませんでした。そして、コンサートで歌ったゴスペル曲の「Jesus promise He will take care of me」「Troubles don't last always」という歌詞からも励まされ、本当にその通りだと思うようになりました。
証が終わった時、初対面のクリスチャン方が労ってくださった時、「神様が労ってくださっているのだ」と思い、感謝の気持ちに満たされました。ゴスペルの先生もとても喜んでくださいました。
この証をしたことで私は大きな気付きを与えられ、自分が内側から変えられる第一歩を踏み出したような気がします。とは言え、まだ未熟な私なので自分の感情に惑わされて、神様のご計画を見失わないように、祈りながらこれから歩んで行きたいと思います。

(宮 恵子)

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