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2024.06.02

「一番すぐれているのは愛」

 

「こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは 愛です。」(Ⅰコリント13:13)

 

「モリー先生と火曜日」という本をご存じでしょうか。映画化もされています。以下は、映画.comからの抜粋の解説です。「アメリカ人ジャーナリスト、ミッチ・オルボムの同名ノンフィクションを原作に、余命わずかな大学教授の元教え子に贈る『最後の授業』を描いたヒューマンドラマ。スポーツライターとして多忙な日々を送る男性ミッチは、ある夜、テレビで大学時代の恩師モリーがインタビューに答えているのを目にする。筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い余命いくばくかもないモリーは、『人生で一番大切なこと』について熱心に語っていた。モリーの言葉に心を動かされたミッチは、16年ぶりに彼に会いに行くことに。そして毎週火曜日に、モリーから『本当の幸せ』について学んでいく」。
この作品の中で、モリー先生が語った言葉があります。「人生でいちばん大事なことは、愛をどうやって外に出すのか、どうやって中に受け入れるか、その方法を学ぶことだよ」。この作品は様々評価が分かれることもあるようですが、全米で長くベストセラーを取った感動ノンフィクションだそうです。私自身、モリー先生が語った「人生でいちばん大事なことは、愛をどうやって外に出すのか」という言葉がとても心に落ちてきました。
先週、葬儀をもって西田先生を無事天に送ることができました。前夜式、告別式合わせて800人以上の方が先生を心から慕って駆けつけました。葬儀前後に個別で来られた方々やお花、弔電、告別式のYouTube配信でも大勢の方が視聴され、2500回以上再生されています(6/7現在)。全国各地から本当に大勢の方々が駆け付けてきてくださいました。告別式は1階で収まり切れず、2階、3階、4階、さらには教会の外まで人が溢れました。来られた方々とお話すると口々に、「西田先生に本当によくしていただいた」「先生に助けてもらったから今がある」等々のお言葉を聞きました。私たちは御国で先生と再会する希望は揺らぐこともありませんが、葬儀は先生とのしばしのお別れに対する悲しみと寂しさに溢れていました。しかし同時に、神の愛がその場を覆っていたようにも感じました。それは神様の愛で西田先生がこれまで人々を愛してこられ、その愛を受けた方々がお別れの時に先生を愛する心で葬儀に参列していたので、その場所に神様の愛が溢れたのです。その場にいた私は一つの聖書箇所を思い出しました。「こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」(Ⅰコリント13:13)
神の愛に生きた西田先生はご自身の地上生涯の最後の時、とても大切なことを教えてくださったように思います。それは神の愛に生き、神の愛をもって人々を愛する。「一番すぐれているのは愛」だということです。神の愛に生きた西田先生の牧会者としての生き様を最後に見せていただき、ただただ感謝しました。
イエス様は弟子たちにこう語られました。「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ13:34)、またヨハネの手紙にこうあります。「神を愛する者は兄弟も愛すべきです。私たちはこの命令を神から受けています」(Ⅰヨハネ4:21)。西田先生がこの教会に流してくださった神の愛を、私たちもさらに流す者となっていきましょう。キリストの愛を全世界に解き放つ教会を目指していきましょう。まず目の前の人々から愛を実践していきましょう。

 

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