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2018.09.23

 「心の防御はできていますか」   ルカの福音書11章24-28節   西田育生牧師

 

「心を防御する」とは、頭で理解しているけれど、実際はどうすればいいのかおわかりにならない方が多いと思います。私たちは人の言葉で傷つくことや落ち込むことがあります。そこで、神がみことばを通して私たちの心を防御する方法を教えてくださいます。この世は悪霊の支配下にあります。ですから、神に繋がっていないとそのような霊の影響を受けてしまい、その霊に囚われてしまうのです。「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないようにしなさい。」(ガラテヤ5:1)とありますが、私たちはイエスによって悪霊の囚われから自由になりました。ですから、元の状態に戻らないためにも神の言葉に繋がっていることが大事です。
そして、悪霊を追い出した後はキリストが内に住むようにする必要があります。そうでないと、この世の価値観や悪い考えに囚われてしまい、そこを足場に悪霊が入り込んでしまう可能性があるのです。聖書にも、「あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか」(Ⅰコリント6:19)とあります。聖書ではよく、私たちのことを器に例えます。器の中をきれいにした後は、私たちの心を守り聖霊に満たされる必要があるのです。
また、「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。」(エペソ4:26-27)とありますが、怒ること自体が悪というわけではありません。しかし、怒りを持ち続けると、罪を犯す機会を悪魔に与えてしまうということになるのです。ですから、怒りや憎しみ、赦せない心、落胆や失望といった否定的な感情は、早めに神に差し出す必要があります。そうすることで、神の御声を聴くことができるのです。
では、私たちの心を防御するために必要なことは何でしょうか。第一に、私たちの心のうちにイエスに住み着いていただくために私たちの心を明け渡すとことです。「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。」(ガラテヤ2:20a)とありますが、その十字架には私たちの古い自我もつけられなければならないのです。別の聖書箇所には、「わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。…わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。」(ヨハネ15:4-5)とあります。私たちがイエスにとどまる限り、イエスは住み続けて下さるというのです。
第二に、いつも喜んでいることです。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(Ⅰテサロニケ5:16-18)という有名なみことばがあります。ですから、私たちは常に主のご支配があるように、自分自身を明け渡し、「いつも喜んでいるか、絶えず祈っているか、すべての事について感謝しているか」ということを、チェックする必要があります。また、「酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。…いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。」(エペソ5:18-20)とありますが、主を賛美することも大事です。そうすることで神の恵みの御業が起こされるのです。
第三に、神のみ言葉を心のうちに蓄えることです。「しかし、イエスは言われた。『いや、幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです。』」(ルカ11:28)とあります。ですから、神のみことばによって支えられる人は幸いです。そうすることで、みことばによって人を助けることができることもあるからです。
私たちはイエスによって新しく作り変えられました。ですから、私たちの中にある否定的な感情は神に明け渡し、神の御声を聴いて聖霊に満たされて行く必要があります。そうすることで、私たちの心が防御されるのです。


≪分かち合いのために≫

  1. 私たちの今の心の状態はどうでしょうか。
  2. 聖霊の御支配の中を生きるために心がけることは何でしょうか。

 

 今日の暗唱聖句

 

「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。」(箴言4:23)

 

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