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 ■ルカの福音書  6/10/2018

 

使徒たちは主に言った。「私たちの信仰を増してください。」
しかし主は言われた。
「もしあなたがたに、からし種ほどの信仰があったなら、この桑の木に、
『根こそぎ海の中に植われ』と言えば、言いつけどおりになるのです。
(ルカの福音書17:5-6)

 

弟子たちの姿は私たちとよく重なります。私たちも弟子と同様に「私たちの信仰を増してください」という思いにならないでしょうか。もう少し信じる力が強ければ試練や困難にも負けないのに。もう少し神を信頼する力が強ければ、もっと人生が好転し、自分が願うような人生を送れるのではないか。疑ってしまう自分を嘆いて落ち込むこともあるでしょう。
そこにあるのは自分自身のうちに自信を持ち、前向きな心ががあれば良いと思う思いです。あるいは周りからあなたは信仰が足りない。信じる心がない。と言われたこともあるかもしれません。どちらにしろ自分自身の信仰のなさに対する嘆きです。
しかしイエスは「もしあなたがたに、からし種ほどの信仰があったなら、この桑の木に、『根こそぎ海の中に植われ』と言えば、言いつけどおりになるのです。」と言われました。私たちに必要なのはからし種のような信仰であって、大きな、すごい、見かけの立派な信仰ではないのです。からし種は種の中で一番小さいのです。吹けば飛んでいき、どこにあるのかもわからなくなってしまうようなものなのです。でもそのようなものでよいし、十分なのです。いつの間にか私たちは勘違いをしてしまっています。自分にフォーカスをしすぎです。
私たちは弱くていいのです。足りなくていいのです。それがからし種です。大切なのは神様に力があることです。神様が御業を表してくださることなのです。
自分を見すぎないようにしましょう。自分に力がありすぎると、神に頼るのではなく、自分の力を過信してしまうでしょう。うまくいけば高ぶってしまい、困難にあうと落ち込んでしまうことになってしまいます。それこそ一喜一憂する信仰になり浮き沈みの多い生き方になってしまいます。 大切なのはイエスへの信頼です。主が御業を表されることを信じましょう。信仰の大小ではないのです。

 

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