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 ■ルカの福音書  10/07/2018

 

イエスにさわっていただこうとして、人々がその幼子たちを、みもとに連れて来た。
ところが、弟子たちがそれを見てしかった。しかしイエスは、幼子たちを呼び寄せて、こう言われた。
「子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。
(ルカの福音書18:15-16)

 

イエスのもとに来たのは大人だけではありません。大人たちに連れられて幼子たちもやってきました。しかし、弟子たちは幼子たちをイエスから排除しようとしたのです。イエスは「子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。」と言われて、幼子たちを呼び寄せられました。
私たちは弟子たちと同じような態度を取りがちです。自分たちで取り扱いやすい人たちを選別したり、他者を見下したりしてしまうのです。
しかしイエスはこのことから、神の国とはどのようなものなのかを教えられたのでした。第一に神の国はこの世で一番小さいと思われる人たちのものであることです。
子供たちは当時、人の数には入ってはいませんでした。大人たちにとっても、子供は理解が足りない、役に立たない、不十分である。そういう評価でした。その意味で幼子は、弱さにおいて、存在価値において、不十分な人たちの象徴でもあったのです。
しかし天の御国ではこの世の価値観が逆転してしまいます。一見足りないような、無価値だと思われるような人が、天の御国では受け入れられ、歓迎される対象なのです。
また、第二に神の国は、純粋にイエスを求める人たちが歓迎されるところともいえます。私たちは大人になればなるほど、様々な打算や思惑が働いたりするものです。しかし、子供たちは純粋です。裏表がありません。打算で動くこともないのです。ただ純粋に神を求める人たちこそが神の国に迎え入れられると言えるのです。
あなたは誰を求めていますか。イエスだけを純粋に慕い求めるそのような存在でありたいと思います。

 

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